ユニバーシアード男子日本代表は7月13日、第28回ユニバーシアード・光州大会サッカー競技の3位決定戦でブラジルと対戦。0-0のまま突入したPK戦で、7-6と上回り、銅メダルを獲得した。
キャプテンのGK福島春樹(専修大)は、サドンデスとなったPK戦でブラジルの7人目のキックをセーブ。直後に日本の7人目のキッカーも務め、シュートを決めていた。試合後のコメントを、日本サッカー協会の公式HPが伝えている。
準決勝のイタリア戦に続くPK戦となったが、福島は「イタリア戦では自分は試合に出られないまま負けてしまったので、今日は絶対にPK戦で勝とうと思っていました」と語った。
「PKを蹴る順番は決まっていた」というが、「サドンデスになった瞬間に、ブラジルのPKを止められたら次は自分がキッカーになろうと思って蹴らせてもらいました」と明かす。「PKは真ん中に思い切り、チームの立ち上げから1年8カ月の思いを込めて蹴りました」と、シュートの瞬間についても振り返った。
2大会連続の銅メダルとなったが、「目標は金メダルだったので、準決勝で敗れたことでチーム内でも葛藤がありました」と口にしたが、「そこで切り替えられるかどうかが重要でしたが、みんなよく切り替えてくれたと思います。その中で獲得した銅メダルなので、本当にうれしいです」と喜びも語った。