8月26日、U-22日本代表候補は、トレーニングキャンプ最終日に京都サンガF.C.と練習試合を行った。MF前田直輝がゴールを挙げるも、1-2で敗れている。
試合後に手倉森誠監督は、「守備陣でのコミュニケーション不足が敗因のひとつに挙げられます。DFが声を出すことは、アプローチと同じくらい相手のプレッシャーになるので、それを心掛けるよう話をしていますが、出せていません。やられてから気付くようではまだまだ甘い。コミュニケーションを取る、指示を出し合う、それに対するポジショニングや身のこなしの準備、そういう部分でまだまだ足りないと感じました」と守備での課題を振り返った。
また攻撃に関しても、「今日の試合ではゴールに辿り着くまでの時間が長く、行けそうな時にミスが出ていた。何よりトライが少なかったです。暑い環境の中でも精神的な強さを見せて欲しかったです」とコメントした。
「これから選手たちは、さらなる成長スピードのアップが求められます。サッカーのスピードを高め、世界に負けない体を作り、そして、日頃の練習でのスキルアップに取り組んで欲しいです。それが今後世界で勝っていくために不可欠です」と6大会連続のオリンピック出場を目指し、今後の課題を口にした。
U-22日本代表の今後の活動としては、2016年の1月に行われるオリンピック最終予選に向け、10月下旬に九州でトレーニングキャンプを行う予定となっている。