10月6日、AFC U-19選手権バーレーン2016予選のグループリーグ第3節(最終戦)が行われ、U-18日本代表はU-18オーストラリア代表に3-0で勝利した。試合後の監督、選手のコメントを日本サッカー協会の公式HPが伝えている。
勝ち点、得失点差、総得点数で並ぶオーストラリアとの首位決戦を制したU-18日本代表の内山篤監督は、「選手は非常によくがんばってくれた。ピッチに出た選手も、サブの選手も全員が犠牲心を持って試合に臨んでくれたし、その想いがチーム力となってこのような素晴らしい結果になった」と振り返った。
予選グループ1位通過が決まった日本は、来年10月にバーレーンで開催されるAFC U-19選手権(U-20ワールドカップアジア最終予選)に臨む。内山監督は「まだ我々は何も手に入れたわけではありません。来年のAFC U-19選手権に向けて、今回の予選で出た課題を修正しながら、限られた活動の中でさらにチーム力を高めていきたい」と気を引き締めた。
また、主将としてチームをけん引し、オーストラリア戦では前半終了間際にPKを決めた坂井大将(大分トリニータ)は、「まずは無事に予選を突破することができて良かった」と予選突破に安堵したが、「これはまだ通過点にしか過ぎないので、満足せずこれからの1年間、AFC U-19選手権に向けて良い準備をしたい」と、早くも来年の戦いを見据えた。