U-23日本女子代表候補は11月25日、清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で行っているトレーニングキャンプの2日目に清水エスパルスユースと練習試合を行い、0-9で敗れた。試合後の監督と選手たちのコメントを日本サッカー協会公式HPが伝えている。
U-23日本女子代表候補を率いる高倉麻子監督は「主にDF面でチーム作りがまだできていない部分があり、また、少しの判断ミスやコントロールミスが命取りとなる場面が多く見受けられたので、個人個人の精度をもっと上げていかなければいけないと感じました」と、チームの課題について語った。
フル出場した浦和レッズレディースMF猶本光は「スピードもパワーもある男子高校生を相手に試合を行い、1本目は早々に失点してしまいましたが、2本目、3本目になるにつれ、少しずつ対応することができたと思います。海外の選手はこのようにスピードもパワーもある選手がほとんどだと思うので、良い経験になりました」と、コメントした。
INAC神戸レオネッサ所属のDF三宅史織は「1本目は相手のスピードに圧倒され、相手のリズムで試合が進んでしまいましたが、2本目以降、DFラインを意識して試合に臨むと、少しずつ改善できました。パスの質やボールのコントロール1つで、失点につながってしまうということを、今日の試合で改めて実感しました」と、試合を振り返った。