日本代表は11月17日、アウェーで行われた2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選でカンボジア代表と対戦し、2-0で2015年最終戦を白星で飾った。
3月12日にヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任により発足したハリルジャパン。今年は13試合が行われ、計43名が日本代表メンバーとして試合に出場した。
そのうち、FW本田圭佑(星稜高校)や金崎夢生(滝川第二高校)、MF長谷部誠(藤枝東)など高校サッカー部出身の選手は26名。一方で、Jの育成組織やクラブ出身選手は、MF香川真司(FCみやぎバルセロナユース)やFW宇佐美貴史(ガンバ大阪ユース)、MF柏木陽介(サンフレッチェ広島ユース)など17名だった。
また、大学からプロ入りを果たした選手はDF長友佑都(東福岡高校→明治大学)、MF武藤雄樹(武相高校→流通経済大学)、MF谷口彰悟(大津高校→筑波大)、FW武藤嘉紀(FC東京U-18→慶應義塾大学)など8名となっている。
2010年南アフリカW杯では、J育成組織出身が4人、高校サッカー部出身が19人。2014年ブラジルW杯においては、J育成組織が10人、高校が13人となっており、年々J育成組織出身選手が多くなっている傾向が見られたが、今年は高校サッカー部出身選手が多く招集される年となった。
■2015ハリルジャパン試合出場メンバーとその出身チーム(※候補合宿のみ招集のメンバーや辞退者は除く)
▼GK
川島永嗣(浦和東高)
東口順昭(洛南高→新潟経営大)
西川周作(大分トリニータU-18)
権田修一(FC東京U-18)
▼DF
水本裕貴(三重高)
丹羽大輝(ガンバ大阪ユース)
長友佑都(東福岡高→明治大)
槙野智章(サンフレッチェ広島ユース)
森重真人(広島皆実高)
太田宏介(麻布大渕野辺高)
米倉恒貴(八千代高)
内田篤人(清水東高)
吉田麻也(名古屋グランパスエイトU-18)
藤春廣輝(東海大仰星高→大阪体育大)
遠藤航(湘南ベルマーレユース)
酒井宏樹(柏レイソルU-18)
酒井高徳(アルビレックス新潟ユース)
昌子源(米子北高)
▼MF
今野泰幸(東北高)
長谷部誠(藤枝東高)
柏木陽介(サンフレッチェ広島ユース)
青山敏弘(作陽高)
香川真司(FCみやぎバルセロナユース)
藤田直之(東海大五高→福岡大)
武藤雄樹(武相高→流経大)
清武弘嗣(大分トリニータU-18)
山口蛍(セレッソ大阪U-18)
谷口彰悟(大津高→筑波大)
柴崎岳(青森山田高)
▼FW
岡崎慎司(滝川第二高)
本田圭佑(星稜高)
興梠慎三(鵬翔高)
倉田秋(ガンバ大阪ユース)
乾貴士(野洲高)
永井謙佑(九州国際大学付属高→福岡大)
川又堅碁(小松高)
大迫勇也(鹿児島城西高)
金崎夢生(滝川第二高)
原口元気(浦和レッズユース)
宇佐美貴史(ガンバ大阪ユース)
浅野拓磨(四日市中央工業高)
武藤嘉紀(FC東京U-18→慶應義塾大)
南野拓実(セレッソ大阪U-18)