現在の特別指定選手制度は1998年に強化指定選手制度という名称で始められ、これまで200名以上の選手が登録されてきた。その中で最も多くの得点を決めた選手は、当時びわこ成蹊スポーツ大学に在学していた松田力(現ジェフユナイテッド千葉)である。
2013年、松田はびわこ成蹊スポーツ大学在学中に大分トリニータの特別指定選手として登録されると、リーグ戦9試合に出場し4得点を挙げた。卒業後は複数クラブからのオファーを受けたが、名古屋グランパスに入団。なお特別指定選手として決めた4得点のうち、2点は名古屋から奪ったものである。2015年8月からはジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍している。