日本サッカー協会は8月5日、流通経済大学4年生のMF中村慶太を8月4日付で、2015年JFA・Jリーグ特別指定選手に承認したことを発表した。
受け入れ先は、来シーズン加入が内定しているV・ファーレン長崎になり、背番号は「32」に決まった。22歳の中村は、ARTISTA FCから流通経済大学付属柏高校を経て、流通経済大学に進学している。大学在学中には、フランスのクラブACBBに短期留学した経験も持つ。
中村は今回の発表に際し、クラブを通して以下のようにコメントしている。
「このたび、『JFA・Jリーグ特別指定選手』として、V・ファーレン長崎でプレーすることとなりました。自分のプレースタイルは、ドリブルなどで攻撃にアクセントをつけられることです。チームの勝利に貢献できるようにがんばります。応援よろしくお願いします」
JFA・Jリーグ特別指定選手は、全日本大学連盟や全国高等学校体育連盟、またはJクラブ以外の第2種日本クラブユース所属チーム登録のまま、Jリーグ等の試合に出場可能とする制度。選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を超え、「個人の能力に応じた環境」を提供することを目的とする。