8月23日、第18回兵庫県サッカー選手権大会(兼第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会兵庫県代表決定戦)の決勝が行われ、バンディオンセ加古川と関西学院大学が対戦した。
昨年度の天皇杯でJ1のヴィッセル神戸を相手に大金星を挙げ、注目を集めた関西学院大。再びプロチームへの挑戦権を得るための一戦は、苦しい展開となった。
56分に辻村剛史のゴールでバンディオンセ加古川に先制を許す。関西学院大は3分後の56分に森信太朗 、76分に出岡大輝の得点で逆転に成功したが、終盤に差し掛かった82分、バンディオンセ加古川の辻村に再びゴールを決められ、2-2で延長戦に突入した。
延長戦でもスコアは変わらず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。互いに1人ずつが失敗してサドンデスに突入すると、6人目でバンディオンセ加古川が失敗。関西学院大が5-4でPK戦を制した。
天皇杯への出場を決めた関西学院大は、8月30日に岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウで行われる1回戦で、FC岐阜と対戦する。
【スコア】
バンディオンセ加古川 2-2(PK 4-5) 関西学院大
【得点者】
1-0 53分 辻村剛史(バンディオンセ加古川)
1-1 56分 森信太朗 (関西学院大)
1-2 76分 出岡大輝(関西学院大)
2-2 82分 辻村剛史 (バンディオンセ加古川)