サッカーキング・ネクストでは、10月2日から10月9日にかけて「2016シーズン、プロ内定の高校生で活躍を期待しているのは?」と題したアンケート調査を実施した。
総票数の39.1%である166票を獲得し、1位に輝いたのは横浜F・マリノスユースのFW和田昌士(横浜FM加入内定)。和田は昨夏、マンチェスター・Cのアカデミーチームの練習に参加し、そのテクニックを高く評価された。今年2月に行われた松本山雅FCとのプレシーズンマッチには、先発で起用されるなど、クラブからの期待も大きい。2014年度のJリーグユース選手権大会では12ゴールを決め得点王に輝いている。
111票を獲得して2位となったのは、和田と同じく横浜FMユースのMF遠藤渓太(横浜FM加入内定)。遠藤は今夏の第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で、全試合に先発出場して7得点を挙げ、大会MVPと得点王を獲得し、チームの優勝に大きく貢献した。
3位に続いたのは、作陽高校のMF伊藤涼太郎(浦和レッズ加入内定)。浦和からは「非常に高い技術とイマジネーションあふれるプレーで魅了するアタッカー」と評されている。また、内定記者会見の際には、「1年目からバリバリ試合に出るつもり」と語るなど、気持ちの強さも垣間見せた。
4位にランクインしたのは市立船橋高校のMF椎橋慧也(ベガルタ仙台加入内定)。椎橋は今年7月に行われた、平成27年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(インターハイ)でキャプテンとしてチームを決勝の舞台まで導いた。決勝ではPK戦の末、惜しくも東福岡高校に敗れたものの、椎橋は大会優秀選手に選ばれている。
なお、5位以下の結果は下記のとおりとなっている。
■「2016シーズン、プロ内定の高校生で活躍を期待している選手」投票結果
1位:FW和田昌士(横浜FMユース→横浜FM)166票/39.1%
2位:MF遠藤渓太(横浜FMユース→横浜FM)111票/26.1%
3位:MF伊藤涼太郎(作陽→浦和)56票/13.2%
4位:MF椎橋慧也(市立船橋→仙台) 23票/5.4%
5位:MF神谷優太(青森山田→湘南)16票/3.8%
6位:FW永藤歩(市立船橋→山形) 12票/2.8%
6位:FW齋藤功佑(横浜FCユース→横浜FC)12票/2.8%
8位:DF常田克人(青森山田→仙台)8票/1.9%
9位:MF前嶋洋太(鹿島ユース→鹿島)7票/1.6%
9位:FW沼大希(京都U-18→京都)7票/1.6%
11位:DF小島雅也(仙台ユース→仙台)5票/1.2%
12位:DF岡野洵(千葉U-18→千葉)1票/0.2%
12位:MF荻野広大(京都U-18→京都)1票/0.2%