7月20日、第20回神奈川県サッカー選手権大会の決勝トーナメント2回戦、専修大学と関東学院大学の一戦がかもめパーク(神奈川県サッ力ー協会フットボールセンター)で行われた。
専修大は第28回ユニバーシアード・光州大会で、銅メダル獲得に貢献したGK福島春樹、DF萩間大樹らが先発に名を連ねた。一方、カターレ富山の特別指定選手に登録された、関東学院大FW萱沼優聖はベンチスタート。
試合は立ちあがり、前線から積極的にプレスを仕掛ける専修大がペースを握る。関東学院大は、何度かディフェンスラインの裏に抜け出しチャンスを迎えるも、福島のビッグセーブなどもありゴールは割れず。すると19分、専修大はMF佐野弘樹のFKに、走りこんだFW山川翔也が頭で合わせ先制に成功する。
後半、早い時間に専修大が退場者を出すと、関東学院大は萱沼を投入するなどして、攻勢を強める。しかし、専修大の堅い守備の前に得点を奪えずにいると、逆に専修大は67分に萩間が追加点を決め、リードを2点に広げた。試合はそのまま終了、専修大は2-0で勝利を収め、準決勝進出を果たした。
準決勝は8月19日に行われ、専修大はSC相模原と対戦する。
なお、この大会は天皇杯の神奈川県予選を兼ねるため、優勝チームは天皇杯全日本サッカー選手権大会へ神奈川県代表として出場する。