8月10日、2015年度第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの2回戦が行われた。
全国大会初出場の東洋大学は、セレッソ大阪に加入が内定しているFW澤上竜二擁する大阪体育大学と対戦。試合は前半に東洋大が先制すると、1-0のまま終盤戦へ突入。大体大は後半アディショナルタイムに、FW山田貴仁の得点で同点に追いつく。しかし、直後に東洋大がCKでMF徳市寛人がヘディングシュートを決め、勝ち越しに成功。2-1で劇的な勝利を収めた東洋大が、準々決勝に進出した。
また、3連覇を狙う流通経済大学と鹿屋体育大学の一戦は、前半に流経大がDF湯澤聖人らのゴールで2点を先取する展開。70分には鹿屋体育大のMF松田天馬にゴールを許すも、それ以上の追撃を許さず、流経大が2-1で勝利を収めた。
一方、関西学院大学は、1回戦で仙台大学を破った高知大学と対戦した。関西学院大は前半にMF福冨孝也が退場処分を受け、数的不利での戦いを強いられてしまう。試合は0-0のまま推移し、延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入した。互いに6人目までは全員が成功。7人目も成功した関西学院大に対し、高知大は失敗。退場者を出しながらもゴールを守り切った関西学院大が準々決勝に駒を進めた。
2回戦の試合結果は以下のとおり。なお、準々決勝は8月12日に行われる。
■総理大臣杯2回戦結果
明治大 1-0 北海道教育大岩見沢校
大体大 1-2 東洋大
阪南大 5-0 平成国際大
鹿屋体育大 0-2 流経大
筑波大 3-2 北陸大
専修大 1-1(PK 1-3) 福岡大
法政大 1-0 中京大
高知大 0-0(PK 6-7) 関西学院大