8月20日、第20回東京都サッカートーナメント(第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会東京都代表決定戦)の準決勝が味の素フィールド西が丘で行われた。
16時30分キックオフの第1試合では、社会人系の部代表の東京23FCと、学生系の部代表の早稲田大学が対戦。前半をスコアレスで折返すと、後半に入って一気に試合が動いた。
59分、右サイドの深い位置で直接FKを得た早稲田大は、キッカーの田中太郎からのボールに平澤俊輔が合わせて先制。65分には、中央でボールを持って上がった新井純平からの横パスを受けた山内寛史が冷静に蹴りこみ追加点を奪う。さらに早稲田大は79分、カウンターを仕掛けると最後は左サイドから宮本拓弥がシュート。勝負を決定づける3点目が決まった。
その後は猛攻を仕掛ける東京23FCに決定機を作られる場面もあったが、GK後藤雅明を中心に守りきり、3-0で勝利。天皇杯本戦出場へ一歩近づいた。
なお、早稲田大は23日に行なわれる決勝で、FC町田ゼルビアvs東洋大学の勝者と対戦する。
【得点者】
0-1 59分 平澤俊輔(早稲田大)
0-2 65分 山内寛史(早稲田大)
0-3 79分 宮本拓弥(早稲田大)