9月5日、JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカー後期リーグの第12節が行われ、早稲田大学vs専修大学の一戦は、2-1で早稲田大が勝利を収めた。
後期リーグ開幕戦を落とした専修大のキャプテン、DF萩間大樹は試合後、「試合の入りが本当に悪くて、ダラダラと前半を過ごしてしまった」と立ちあがりの課題を指摘。「後半すぐに1点取れればと話していたけど失点してしまった。その後すぐに1点返せて、自分たちのペースになって攻める時間が多かったけど、そこで決めきれなくて負けてしまった」と振り返った。
「とにかくミスが多くて自滅してしまった。声で解決できるものもあれば、一人ひとりの意識の問題だったり、意思の疎通やコミュニケーションだったり、自分自身の問題だったり」とミスの多さについても言及。ただ、萩間自身は積極的な攻撃参加や、惜しくもゴール右に外れたミドルシュートなど、好プレーも目立った。萩間は「楽しかったですね。とにかく前に攻めていいと言われたので伸び伸びとできた。今後もアシストとかを狙っていければなと思う」と話し、「決定力不足と凡ミスをなくしていけば、次はしっかり勝てる」と前を向いた。
また、57分に左CKからのボールをペナルティーエリア外で受け、ミドルシュートを突き刺した専修大MF小口大貴は、ゴールシーンについて「練習していた形。良いボールきたので、ふかさないことを意識した」と振り返りった。ただ、試合に負けてしまったことで喜びの表情は見られず、「自分たちのミスで流れを持っていかれてしまった。ミスを減らせば自分たちが思うようなサッカーができると思うし、決めるべきところを決めきれるように突き詰めていきたい」と話した。