11月14日、JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦2部リーグ第22節(最終節)が各地で行われた。
互いに昇格の可能性を持つ2位筑波大学と4位東洋大学の直接対決は、43分に東洋大FW遊馬将也がPKを決めて先制する。しかし、76分に筑波大FW中野誠也が同点ゴールを挙げ、1-1で勝ち点1を分けあった。
一方、すでに優勝を決めている1位日本体育大学と3位関東学院大学の一戦は、激しい点の奪いあいとなった。日体大が21分までに3点のリードを奪うも、関東学院大が前半終了間際に萱沼優聖と木村魁人の得点で1点差まで追いあげる。後半に入ると、日体大はMF川戸大樹がハットトリックを達成するなど再びリードを広げ、関東学院大の反撃を1点に抑えて7-3で勝利した。
この結果、勝ち点を46に伸ばした筑波大が2位の座を守り、1部昇格を果たした。
また、翌15日には1部リーグと合同で閉会式が行われ、日体大DF高野遼や筑波大FW中野らが2部ベストイレブンを受賞。その他、U-18日本代表でも活躍した筑波大MF鈴木徳真が特別賞を獲得し、新人賞には筑波大DF鈴木大誠と東洋大MF高橋宏季(東洋大1年)が選出された。
14日に行われた第22節(最終節)の1部リーグの結果と最終順位表、各賞の受賞者は以下のとおり。
■第22節試合結果
11月14日開催
拓殖大 1-1 東海大
東京国際大 3-1 青山学院大
産能大 3-2 日本大
日体大 7-3 関東学院大
筑波大 1-1 東洋大
東学大 1-0 朝鮮大
■関東大学リーグ2部順位表
1位:日本体育大学(勝ち点52/得失点差+33)
2位:筑波大学(勝ち点46/得失点差+26)
3位:関東学院大学(勝ち点44/得失点差+19)
4位:東洋大学(勝ち点43/得失点差+23)
5位:青山学院大学(勝ち点33/得失点差-4)
6位:東京学芸大学(勝ち点28/得失点差-1)
7位:朝鮮大学校(勝ち点28/得失点差-2)
8位:東海大学(勝ち点24/得失点差-18)
9位:拓殖大学(勝ち点23/得失点差-7)
10位:東京国際大学(勝ち点22/得失点差-10)
11位:産業能率大学(勝ち点16/得失点差-28)
12位:日本大学(勝ち点13/得失点差-31)
※1位、2位は1部昇格。11位、12位は都県リーグ降格
■2部表彰一覧
【得点王】
遊馬将也(東洋大4年)…16得点
【アシスト王】
該当者なし
※最多アシストは高野遼(日体大3年)、木村魁人(関東学院大4年)、仙頭啓矢(東洋大3年)の10アシスト
【ベストイレブン】
GK沖野泰斗(東洋大4年)
DF高野遼(日体大3年)
DF増谷幸祐(日体大4年)
DF三丸拡(筑波大4年)
DF木村魁人(関東学院大4年)
MF高井和馬(日体大3年)
MF普光院誠(関東学院大4年)
MF仙頭啓矢(東洋大3年)
FW中野誠也(筑波大2年)
FW萱沼優聖(関東学院大4年)
FW遊馬将也(東洋大4年)
【特別賞】
鈴木徳真(筑波大1年)
【フェアプレー賞】
筑波大