11月19日、明治大学駿河台キャンパスにおいて、明治大のJリーグ加入内定選手合同記者会見が行われた。
ファジアーノ岡山への加入が内定しているFW藤本佳希は、加入を決意した理由について、「春に岡山の練習に参加して雰囲気がすごく良かった」ことと、「試合を見て、自分がチームに入ってプレーする姿がイメージできた」ことを挙げた。守備でのハードワークを重視する岡山の戦術のにおいて、「前線で起点になるプレーが少なく、得点に物足りなさがあったので、自分がスピードやフィジカルの強さを活かして起点を作れればいい」と感じたという。
大学リーグでは3年、4年時に2年連続で2ケタ得点を達成したが、「チームが勝っていたけど、結果的に見ればインパクトが足りなかった」と振り返った。ただ、「3年まではみんなが僕を活かしてくれて、自分は使われる側の選手だったけど、4年生になってからはアシストに対する意識がかなり強くなった。僕がもっと決定的なパスを出せれば相手は嫌がるし、チームも勝てる」と、自身の変化に手応えを感じている。
「22歳からプロになり、ましてやJ2からスタートするので、相当な活躍をしないといけない。焦りはあるけど、焦っても良いと思うので、とにかく結果を求めてやりたい」。飽くなき向上心を持った明治大のフィジカルモンスターが、Jの舞台でも暴れる。