(協力 一般財団法人全日本大学サッカー連盟)
『アパマンショップ Presents 平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会』(通称:インカレ)が12月8日(火)から開幕。大学日本一を決める本大会開幕に合わせて、大学サッカーの魅力をお伝えするコラムをお届けします。
過去、多くのプロサッカー選手を輩出してきた大学サッカー。昨今には、長友佑都(インテル/明治大出身)や武藤嘉紀(マインツ/慶應義塾大出身)など、多くの選手が大学サッカーの舞台を踏み、日本を代表する選手へと成長していきました。将来の日本サッカー界を牽引するであろう大学サッカーの逸材を8人、インタビュー形式で紹介します。
2015年度関東大学サッカーリーグ戦ベストイレブン・ファジアーノ岡山入団内定
〈生年月日〉1993年11月10日
〈現所属チーム〉慶應義塾大学
〈学年〉4年
〈ポジション〉DF
〈経歴〉帝人SS–愛媛FCJY—私立済美高校—慶應義塾大学
〈サッカー歴〉13年
――サッカーを始めたきっかけは何ですか?
「父の友人が帝人SSで指導者をしていて勧められました。また、2002年の日韓W杯に魅了されたこともきっかけです」
――なぜ慶應義塾大学への進学をきめたのですか?
「関東大学サッカーリーグ戦1部に所属しており、日本一を狙える環境で一選手としてさらに成長したいと考えたからです。また、人と人とのつながりを大切にする校風に魅力を感じたことも進学を決めた理由です」
――久保選手が考える大学サッカーの魅力は何だと思いますか?
「日本におけるアマチュア最高峰の競技レベルのサッカーが展開されていることや学生スポーツの最後のカテゴリーなので、青春の1ページを見ることができることだと思います」
――大学サッカーを経験してご自身で変化したと思うことはどんなことですか?
「自分がサッカーをプレーするために本当に多くの人が支えてくれているということに気づきました。両親や指導者の方々、チームメイト、OBの皆様など多くの方への感謝の気持ちを持ってサッカーに取り組むようになり、応援してくれる人たちの想いを背負って戦えるようになりました」
――大学サッカーを経験して良かったと思う瞬間はどんな時ですか?
「今シーズンは、私自身、けがが多く悩みを抱えこむことがよくありました。しかし、同期のみんなを初めとする多くのチームメイトが親身になって話を聞いてくれ、声をかけてくれました。このような、一生涯続く友を手に入れることができたのは大学サッカーを経験したからこそだと思います」
――久保選手が頑張れる一番の原動力とは何でしょうか?
「両親の存在が非常に大きいです。サッカーを始めたときからずっと何の文句も言わず、私が真剣にサッカーに取り組める環境を作ってくれました。両親のよろこぶ顔が見たい、サッカー選手として活躍して親孝行したいという想いが原動力となっています」
――久保選手のプレーのアピールポイントを教えてください。
「空中戦の強さと球際の強さに注目してください」
――インカレに出場する他大学の注目選手は誰ですか?
「金澤拓真選手(早稲田大学・4年)です。ライバルである早稲田大の選手であり、同じセンターバックというポジションということもあり、特に意識しています」
――慶應義塾大学のチームメイトの中で特に注目してもらいたいと思う選手は誰ですか?
「ゴールキーパーの宮原隆志選手(4年)です。1年間、共にゴールを守ってきた仲間で非常に信頼していますし、どんなピンチもビッグセーブでチームを盛り上げてくれるので彼の存在は非常に大きいです」
――インカレへの意気込みをお願いします。
「慶應大が必ず日本一になります。そのためにも今まで培ってきた慶應大のサッカーを、自信を持って展開します。また、今年のチームスローガンである「一丸」を体現して、観ている人に感動を与えるようなゲームをしたいと思います」
久保選手が所属する慶應義塾大学は12月10日(木) 13:30 江戸川区陸上競技場にて大阪体育大学と対戦します!
彼らのインカレでの活躍、ならびに今後の彼らに目が離せません。彼ら以外にも大学サッカーにはたくさんの注目選手が在籍しています。是非会場にご来場いただき、ご自身の目で注目選手を探してください。
なお、全日本大学サッカー選手権大会の詳細は下記にて発信中!
全日本大学サッカー連盟公式HP:http://jufa.jp/
全日本大学サッカー連盟公式Twitter:@JUFA_soccer
全日本大学サッカー連盟公式Facebook:全日本大学サッカー連盟
次回の大学サッカー×SOCCER KING NEXTは12月9日(水)掲載予定です。どうぞお楽しみに!