12月16日、アパマンショップPresents平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会準決勝が行われ、明治大学と関西学院大学が対戦。今夏の総理大臣杯決勝の再現となったカードは、4-2でまたしても関西学院大に軍配が上がった。
明治大MF差波優人は「やっぱり関学もうまくて、強くて、すごく難しい試合だった」と振り返り、「1失点目は僕のミスからだったので、チームにすごく迷惑をかけてしまったし、結果的に負けてしまい、僕自身は責任を感じている。もっとこのチームでやりたかったという心残りがある」と心境を明かした。
試合終了のホイッスルと同時に、差波を含む4年生にとってはこれが大学最後の公式戦となった。「涙は出なかったけど、『あぁ、終わるんだ』っていうのはすごく感じたし、低学年の頃からたくさん試合に出てきて、そういう環境を与えてくれたスタッフにはすごく感謝している。そして何より同期。試合に出ている同期の存在も、試合に関われなかった同期の応援も、すごく力になった」
来シーズンからはいよいよプロ生活が幕を開ける。「この負けを無駄にしないようにしっかり受け入れて、また次のステージでがんばるために、ここを新たなスタートにできたらと思う」。続けて、「仙台のために少しでも多くの勝利に貢献したいと思っているし、早くチームにフィットして、しっかりと試合に出たい」と意気込みを語り、前を向いた。