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加賀山泰毅のハットトリックなどで関西大が6発大勝…順天堂大との2回戦へ

2016.08.08

3ゴールを決めて勝利に貢献した関西大FW加賀山泰毅(中央) [写真]=水野真(関西大学体育会本部関大スポーツ編集局)

 3年ぶりの2016年度 第45回 関西学生サッカー選手権大会優勝を果たし、2年ぶりの2016年度 第40回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント出場。「全員サッカーで日本一」を目標に掲げる関西大学は、確実に成長を遂げてきた。しかし、見据えるのは「日本一」のみ。総理大臣杯1回戦は北海道第2代表の北海道教育大学岩見沢校との対戦となった。ピッチ、ベンチ、スタンド 231 人全員で戦い、勝利をつかみ取る。

 試合は悪天候の影響で2時間遅れのキックオフとなったが、序盤から試合は動く。6分、DF黒川圭介が左サイドから中央に切りこみ、パスを受けたMF森主麗司のスルーパスにFW加賀山泰毅が抜けだす。落ち着いて先制点を決めると、11分に再び加賀山がゴールネットを揺らした。DF荒木隼人、諸石健太が堅守を見せ、相手を自陣に寄せつけない。43分にはMF鈴木拳士郎からのロングパスにFW竹下玲王がシュートを放つが、惜しくもGK正面。前半は加賀山の2ゴールで折り返す。

 53分、MF藤村洋太のCKに荒木がヘディングで合わせるが、惜しくもゴール上へ。開始から危ない時間が続く中、MF布施周士の途中出場を機に攻撃陣が目を覚ます。 68分に布施からDF池端翼太へとパスをつなぐ。最後は右クロスに加賀山が反応し、ハットトリックを達成。前半から惜しい場面が続いていた竹下もチーム4点目を決め、途中出場のFW吉井佑将も1ゴール、6点目をアシストする活躍を見せた。

 6発、無失点の快勝で、相手のシュート数もわずか3本に抑えた。8日に行われる2回戦の相手は関東強豪校の順天堂大学。日本一を懸けた戦いはまだ始まったばかり。チャレンジャー精神を忘れず、全員で戦い抜く。

文=川﨑恵莉子(関西大学体育会本部関大スポーツ編集局

選手のコメントは関大スポーツのホームページ(http://kanspo.univ.nikkansports.com/?p=6797)に掲載しています。また、関大スポーツ関西大学の選手に独占インタビューを行い定期的にインターネットに掲載しております。その他にもTwitter(@kanspo)にて試合速報を行っています。ぜひ、ご覧ください!

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