早稲田大学がインカレ3連覇を果たした [写真]=JUWFA
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)の決勝が14日に行われ、神奈川大学と早稲田大学が対戦した。
大学女子サッカーの日本一を決める“インカレ”。今大会のファイナルは、2大会ぶりの決勝進出を果たした神奈川大と、大会2連覇中の女王・早稲田大による一戦となった。味の素フィールド西が丘には4060人もの観客が詰めかけ、頂上決戦の行方を見守る。
試合は序盤から早稲田大が神奈川大を攻め立てる。スコアが動いたのは20分。早稲田大は右サイドで獲得したFKから最後は中村みづきが蹴り込んで先制に成功した。38分には中村の左足シュートがポストを直撃するなど、試合を優位に進める早稲田大。対する神奈川大はサイド攻撃やセットプレーから反撃を試みるが、得点を奪えず。前半は早稲田大の1点リードで折り返した。
後半、早稲田大は追加点を狙って何度も神奈川大ゴールを脅かすが、神奈川大GK平木麻裕の好守もあり得点は生まれない。一方、追いかける神奈川大も同点ゴールを目指して攻めに出たものの、85分に左CKから合わせたヘディングシュートは右に外れるなど、早稲田大の堅守の前に1点が遠い。そして、試合はそのまま動くことなく、終了のホイッスル。虎の子の1点を守り抜いた早稲田大が神奈川大を下し、史上2校目の大会3連覇を果たした。
【得点者】
0-1 20分 中村みづき(早稲田大学)
By サッカーキング編集部
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