2012.10.08

サッカージャーナリスト養成講座 モニター受講 リポート第3回「ライティングの基礎」

 3歳くらいからサッカーを始め、以降、サッカーに魅了され続けてきたという大学生の三浦有喜さん。サッカーメディアの世界で働くのが目標で、「サッカーを通じて、いろいろな人にもっと社会のことを知ってもらいたいです」と夢を語ります。

 自らが発信した情報によって、多くの人がサッカーの魅力を共有するような仕事に就きたい--。サッカージャーナリスト志望の三浦さんが、サッカー業界に就職・転職したい人たちに向けて「実践主義」のセミナーを展開しているサッカージャーナリスト養成講座のモニター受講を体験しました。

サッカージャーナリスト養成講座
 講師によれば、「事実を正確に伝えるべき原稿、例えばニュースやマッチリポート、選手のストーリーなどの場合、書き手の視点が事実を覆い隠してしまうことがある」そうです。「客観的原稿の書き方」の授業では、起こったことをしっかりと伝えるために注意すべきポイントを学びました。

 講義では6つのポイントに絞りながら、客観的に文章を書く手法が解説されていきます。ニュースやマッチリポートなど、出来事や事象の展開を述べることが多い客観的な文章では特に5W1Hを意識すべき、と講師は指摘。また、ニュートラルな視点で書くには、例えば思考回路や主語をクラブや選手とするのもポイントのことで、それだけでも、知らず知らずに自分の意見や所感を織り交ぜてしまうことを避けられるそうです。

 この講義で学んだことをもとに、受講生は客観的な視点でマッチリポートを執筆し、提出します。課題原稿に対しては、プロのサッカー編集者でもある講師がしっかりとアドバイスを送ります。

講義を終えて
「書いた後に別の視点を持って読むことが重要なんだと思います」

「他の受講生の原稿をもとにした話もあったんですが、文章の終わりにつれて自分の意見を入れる傾向が強いということがよく分かりました。ゲームを見ていない人にも事実が伝わるように、試合の記事はスコアや得点の時間、シュート位置などを書くという点も勉強になりましたね。講師の方が言っていたとおり、書いた後に別の視点を持って読むことが重要なんだと思います」

三浦有喜三浦有喜さん(モニター受講生)
サッカーという切り口からあらゆる問題を読み解くジャーナリストを目指す大学生。現在はサッカージャーナリスト養成講座の講義で知り合った宇都宮徹壱さんの取材・編集アシスタントとして夢の実現に向かって奮闘中。愛知県出身で、好きなチームは名古屋グランパス。

モニター受講


サッカーメディア業界に就職・転職したい人に向け「実践主義」のセミナーを展開

名誉学長 セルジオ越後

18歳でコリンチャンスとプロ契約。現在は歯に衣着せぬ分析とユーモア溢れる話術でサッカーメディア界でも活動、日本サッカー界の発展に尽力する。

 サッカージャーナリスト養成講座は、サッカーメディア業界への就職・転職に興味を持つ人に向け「実践主義」の授業を行っているスクールです。
 学科は「編集・ライター科」と「カメラマン科」で、いずれもサッカーメディア界で活躍するプロが講師を務めています。講義では、サッカー編集者、サッカーライター、スポーツカメラマンとして必要な基本情報や「サッカーを伝える」技術を丁寧に教えていきます。
 「サッカー雑誌を作りたい!」、「サッカーライターになりたい!」、「サッカーの写真を撮影したい!」という夢の扉はここにあるのかもしれません。サッカーが好きなあなた、まずは気軽に資料請求(無料)からどうぞ!

充実した教材を使用 「編集・ライター科」ではプロのサッカーライターや編集者が全面的に制作に携わった教材を使用。1回70分の講義では多くの知識を吸収できます。
キャリアアップをサポート 受講生にはライターや編集者として活動するチャンスを提供。卒業制作以外でも実績作りを支援しています。写真は関西スクール1期生の卒業制作。

[学科]
編集・ライター科 ・基礎コース・ライティングコース・セレクトコース・プロフェッショナルコース
カメラマン科 ・基礎コース・プロフェッショナルコース
[主な講師陣]敬称略
宇都宮徹壱(写真家、ノンフィクションライター)、島崎英純(サッカーライター)、小澤一郎(サッカージャーナリスト)、前田 拓(『ワールドサッカーキング』編集長)、磯田智見(『UEFAチャンピオンズリーグ公式マガジンChampions日本版』元編集長)

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