高橋陽一氏「日本代表は取るべき人が点を取ると強い」 マンガアカデミー翼塾のトークイベントが開催

高橋陽一氏「日本代表は取るべき人が点を取ると強い」 マンガアカデミー翼塾のトークイベントが開催

 20日、『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏のトークイベント「マンガを描く上で大切な3つのポイント」(主催:マンガアカデミー翼塾)が、秋葉原の書泉ブックタワーで行われた。

 イベントには高橋氏に加え、マンガ『龍時』の作画担当である戸田邦和氏とサッカーキング編集長の岩本義弘が出演。第一部のトークライブでは、マンガを描く上で大切なポイントとして「情熱が大事」と高橋氏が参加者にアドバイスを送った。

 高橋氏は先月、バルセロナで開催されたマンガフェスティバル「サロン・デル・マンガ」にゲストとして招かれた。「会場には日向(小次郎)くんのファンが意外と多かったですね。そういえば立花兄弟のコスプレをした方もいました」とエピソードを明かすと会場は笑いに包まれた。

 20日朝には日本代表が3対2でベルギーを撃破した。勝利を収めた日本の印象について聞かれると、「日本代表は取るべき人が点を取ると強い」と話し、ワールドカップに向けて期待を膨らませていた。

 トークライブの最後にはサプライズでジャンケン大会を実施。大空翼、日向小次郎、三杉淳の直筆イラストが入ったサイン色紙がプレゼントされると、参加者の一人は「忘れられない思い出になりました」と感動した様子だった。

 続く第二部では、12月に開校するマンガアカデミー翼塾のプレ講義として、オリジナル作品を持参した参加者に対し高橋氏と戸田氏が丁寧に指導。予定時間を大幅に超す熱の入った講義となった。

 マンガアカデミー翼塾は、高橋氏が塾長を務めるマンガスクールで、12月に開校する。現在は無料体験レッスンの参加者と第一期の新入生を募集している。講師には戸田氏が名を連ね、好きな月に入塾できてプロの指導を受けられる点が最大の特長だ。

 高橋氏は「もうすぐ連載が始まるので慌ただしくなりそうですが、月に1度は翼塾の講義を私が担当します」と明言。『キャプテン翼』に影響を受けた人や、真剣にマンガ家を志す人は、今すぐ入塾を検討する価値がありそうだ。

■「マンガアカデミー翼塾」
http://tsubasajuku.jp/

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