3月25日、東京・渋谷の「ラウンジ鴉」にて、「村林裕×植田朝日 トークライブ」（主催：サッカーキング）が行われた。これは、3月30日に発売される『俺のトーキョー！ FC東京ラブストーリー2012 ～世界のTOKYO～』の出版を記念して開催されたトークライブ。客席は青と赤のマフラーやグッズを身につけた東京サポーターであふれた。
出演はFC東京サポーターのリーダー的存在として知られる植田朝日氏と、昨年までFC東京の社長を務めた村林裕氏（現・慶應大学教授）。Jリーグサッカーキング編集長・青山知雄をMCに、両者は濃厚な「東京トーク」を展開して会場を大いに沸かせた。話題が村林氏の社長時代に及ぶと、「これ、Youtubeとかで流れないよな？」と前置きしつつ、「J2全勝」と公言した真意や、長友の移籍にまつわる裏話などを披露。“会場限定”のぶっちゃけトークに植田氏の鋭いツッコミが入り、トークは大爆笑の中で進行した。
3月6日、クラブ史上初の国際大会となったACL初戦・ブリスベン戦の話題では、青赤カラーの靴を履いて現地に駆けつけたという村林氏に対して、植田氏から「その靴、白の比率が高くてトリコロールになっちゃってたよね！」と暴露。「味の素スタジアムの芝生を青赤にしようとした」、「警備会社が使っていた緑色のガムテープを怒って変えさせた」といったエピソードをユーモラスに語った一方で、「他のクラブへ行った東京ユース出身の選手をみんなで応援してほしい」、「吉本一謙は将来の東京の“顔”になるべき選手」など、“東京愛”あふれるコメントにサポーターがうなずく場面もあった。
トーク後半は、観客として会場を訪れていた三田涼子さん（東京MXテレビ・アナウンサー）もステージに上がり、トークはさらに白熱。選手のチャントが生まれた秘話や、東京サポーターの定番、「シャー！」が生まれた裏話、植田氏の新刊に収録されている大熊清氏（FC東京前監督）との対談のこぼれ話と、ライブは最後まで息つく暇のない大爆笑のうちに幕を閉じた。
東京ガス時代からの“応援史”を一冊に凝縮。
植田朝日×村林裕（元FC東京代表取締役）の対談も収録！『俺のトーキョー！ FC東京ラブストーリー』
著者：植田朝日
定価：1,300円（税込）
発行：イースト・プレス
2012年、東京は世界への第一歩を踏み出す！
すべての東京サポーターに送る『俺のトーキョー！』第2弾！『俺のトーキョー！ FC東京ラブストーリー2012 ～世界のTOKYO～』
発売日：2012年3月30日
著者：植田朝日
定価：1,365円（税込）
発行：株式会社フロムワン
発売：朝日新聞出版
