中学高校ともに新潟の育成組織で育った早川史哉(アルビレックス新潟)は、中学時代から各年代の日本代表に選出され、2011 FIFA U-17ワールドカップ5試合に出場し、日本のベスト8進出に貢献した。高校卒業後は、風間八宏監督(現川崎フロンターレ)率いる筑波大へ進学。車屋紳太郎、谷口彰悟(ともに川崎F)、瀬沼優司(愛媛FC)ら、のちにプロサッカー選手となる上級生とともに、1年次から試合に出続けた。
2015シーズンは主将を務め、古巣新潟への加入を決めた早川。「OBである田嶋幸三さんのFIFA理事就任のお祝いの会があり、現役を代表して参加しました。その際、『本当に偉大なOBの方々によって蹴球部の歴史は作られている』、『自分達もその一員として活動させてもらっている』と感じました。同時に、2014シーズンに2部に降格をしてしまい、『なんとしてでも1年で1部に昇格する必要がある』と奮起するいいきっかけにもなりました。1部昇格を決めた時は、ただただうれしかったです」と昨年度の思い出を語った。
2月21日に開催される創部120周年記念事業「120~蒼き伝統の継承~」について「改めて蹴球部としての歴史を振り返り、歩むべき未来を考える機会になる思います。それを蹴球部員やOBの方々、サッカー関係者や地域の方々にも知ってもらうことで、今後蹴球部がよりよい組織となり、日本サッカーをけん引していってほしいです」と熱いコメントを贈った。
イベントの詳細情報は、筑波大蹴球部の公式サイト(http://www.tsukuba-univ-fc.sakuraweb.com/)をご確認ください。
写真・素材提供=筑波大学蹴球部