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ジャパンファイナルへ新たに8名が進出…「NIKE MOST WANTED」関西セレクションが開催

2016.02.29

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関西セレクションを通過した選手たち。左から八田、佐藤、持井、西村、水口、高田、久門 [写真]=NIKE

 世界で戦える若きフットボールプレーヤーを発掘するために。「NIKE MOST WANTED」の関西セレクションが2月28日、大阪府のJ−GREEN堺で開催された。

 「NIKE MOST WANTED」は、プロになりたいという若いプレーヤーの夢を叶えるため、世界規模で行われるスカウトプロジェクト。今回の関西セレクションには、関西圏内の高校やクラブチームから約70名の選手が参加した。

 2月21日に開催された関東セレクションに続き、今回もスペイン国内外で豊富な指導経験を持つイヴァン氏を特別コーチとして招へい。ハーフコートでの8対8や30分一本勝負の11対11など、実践的なメニューの中で審査が行われた。

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 「競争心の強い選手が多かったように感じた」とイヴァンコーチが語るように、それぞれが「世界に挑戦したい」という気持ちを前面に押し出し、自分をアピールした。熾烈な戦いが繰り広げられる中、セレクションを通過しジャパンファイナルへの切符を手にしたのはGK佐藤由維斗(久御山高)、DF堀江亮介(近畿大学附属高)、DF水口豪(中京大中京高)、MF八田陸斗(久御山高)、MF持井響太(滝川第二高)、MF高田流星(大阪偕星学園高)、MF久門功瑠(尚志高)、FW西村公明(履正社高)8名だ。

 イヴァンコーチが「今日選んだ中ではトップクラス」と賞賛したのは、久御山で背番号「10」を背負う八田だった。「今日は自分の武器であるドリブルでアピールしました。ただ、何よりも楽しんでプレーすることを心掛けていました。これは普段からも大事にしていることなんです。ジャパンファイナルでも、気負いすることなく自分のプレーを見せられたらと思います」

 中には、先輩の背中を追ってセレクションに臨んだプレーヤーもいた。滝川第二の持井だ。「滝二の先輩の木下(稜介)さんが、3年前に「THE CHANCE(MOST WANTEDの前身)」でグローバルファイナルまで残ってワールドツアーに行ったんです。その姿を見て、自分も挑戦してみたいと思いました。もともと自分の目標としている選手だったので、少しでも追いつけた気がしてうれしいです。ジャパンファイナルまであまり時間もないですが、しっかりと準備をして臨みたいですね」

 関東、関西と全2回のジャパンセレクションが終了し、15名がジャパンファイナルへ進出。さらに3月12日、追加で選考が行われることが決定した。「ジャパンファイナル」の直前に同会場で開催される「THE LAST CHANCE」で、すべてのファイナル進出者がでそろうことになる。

「NIKE MOST WANTED」の今後の開催日程は以下の通り。

■THE LAST CHANCE
2016年3月12日(土)
会場:横浜みなとみらいフットボールパーク(神奈川県)

■ジャパン ファイナル
2016年3月12日(土)〜13日(日)
会場:横浜みなとみらいスポーツパーク(神奈川県)

■グローバル ファイナル
2016年4月(予定)
会場:フランス・パリ市内(予定)
※日本からは、「ジャパン ファイナル」の勝者2名が参加

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