サッカー日本代表選手から小学生まで、幅広い層に「速く走る方法」を指導してきた秋本真吾さんのDVD付きメソッド本『スプリント力を上げる！つま先力トレーニング』が3月10日（木）に発売された。
足の速さには、生まれ持った才能や身体能力がある。しかし、ほとんどの人は、秘めたポテンシャルを最大限に発揮できずにる。この本では、ポテンシャルを最大限に引き出すための方法を、「基本姿勢」、「動的ストレッチ」、「つま先の反発力強化」、「前への推進力強化」、「筋力トレーニング」の5メニューで紹介。全33トレーニングを掲載されている。
走るために必要な「まっすぐな姿勢を保つこと」、「身体の中心近くに足を着くこと」、「つま先から接地すること」の3つのポイントに関わってくるのが「つま先」。秋本さんが指導したアスリートは、走りの質が大きく向上した。その結果、Jリーガーは平均で時速2～3キロのスピードアップ、野球選手は30メートル走で平均0.3秒のタイム短縮に成功している。
トレーニング解説DVD付きで、スローモーションやストップモーションを駆使した分かりやすい内容となっている。
『スプリント力を上げる！ つま先力トレーニング』
著：秋本真吾（スプリントコーチ）
発売日：2016年3月10日（木）
体裁：A5判変型 104ページ
付録：DVD（45分）
定価（本体1600円＋税）
発行：株式会社KADOKAWA
【著者プロフィール】
秋本真吾（あきもと・しんご）
元陸上競技選手。400mハードルにて多くの大会で上位入賞を果たし、2010年には男子200mハードルでアジア最高記録、日本最高記録を樹立。引退後、本格的に指導者として活動を開始。スプリントコーチとして、オリックス（プロ野球）、オービックシーガルズ（アメリカンフットボール）、INAC神戸（なでしこリーグ）で指導経験を持つ。Jリーグでは、宇賀神友弥、梅崎司、加賀健一、関根貴大、槙野智章、森脇良太、李忠成をはじめ、大久保嘉人、大島僚太、谷口彰悟などの個人指導も行なっている。全国で小中学生を対象とした走り方教室なども幅広く展開中。