during the 2014 FIFA World Cup Brazil Round of 16 match between Belgium and the United States at Arena Fonte Nova on July 1, 2014 in Salvador, Brazil.
夜のお姉さまたちも両国の敗退を悲しむ?【写真=Getty Images】
ワールドカップは、「世界最大級のお祭り」だ。その開催国には、もちろん世界中のありとあらゆる国からサポーターや観光客がやってくる。
会場都市の宿泊施設や飲食店にとって、もちろん大会期間中は大きく売上を伸ばすチャンス。だが、その他にもワールドカップを「一世一代の稼ぎ時」としている人々がいる。そう、世界最古の職業と呼ばれ、男性観光客に夜のお楽しみを提供する「風俗嬢」たちである。
南米屈指の“風俗大国”と言われるブラジルだが、そこで働く女性たちの間では、いったいどの国のサポーターが人気なのか?
開催国ブラジル? リオネル・メッシがいるアルゼンチン?
ノー。答えはいずれでもない。彼女たちの“お気に入り”は、スイス人とアメリカ人なのだ。
スイスの大衆紙『ブリック』によると、両国のオトコたちは非常に羽振りがいいんだとか。もちろん経済的な事情も要因のひとつだが、同紙では、欧州やアメリカの人々が開放感漂う“ラテン”の地に来たことで、性に対してより貪欲になっていることも理由のひとつではないかと分析している。
そのため、彼女たちにとっては欧州とアメリカのサポーターこそ、最高のクライアント。一方、同じ南米諸国の男性たちは“個の能力”こそ高いものの、金銭面でスイス人やアメリカ人に劣るため、彼女たちはそれほど魅かれなかったようだ。
ベスト16で、スイス代表はアルゼンチン代表に、アメリカ代表はベルギー代表に残念ながら敗れてしまった。チームとともにブラジルの地を後にすることとなった両国のサポーターと同様に、きっと彼女たちも悲しい思いをしたに違いない。