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先週は国際マッチデー。欧州では「UEFA EURO2016」の予選が行われ、日本代表もロシアワールドカップを目指して、アギーレジャパンが始動した。ブンデスリーガから日本代表には岡崎慎司(マインツ)、細貝萌(ヘルタ・ベルリン)、大迫勇也(ケルン)、酒井宏樹(ハノーファー)、酒井高徳(シュトゥットガルト)、長谷部誠(フランクフルト)の6人が招集され、途中ケガのため離脱した長谷部を除いて、全員がピッチに立った。
日本代表戦を欠場したフランクフルトの長谷部だが、軽傷のようで日曜日のアウクスブルク戦に出場する可能性が高い。また、チームの得点シーンに常に絡んでいる乾貴士もシャーフ監督から期待されており、揃って先発となりそうだ。チームもここまで1勝1分で5位と好スタート。逆に対戦相手のアウクスブルクは2連敗で最下位に沈んでいる。2試合で失点5と守備に課題を抱えているだけに、乾の今季初ゴールにも期待したい。
ケガもあり、日本代表に招集されなかった内田篤人だが、今週末のメンヒェングラートバッハ戦で復帰する可能性もある。今年の2月、ハノーファー戦で太もも裏の肉離れを起こし、ブラジルワールドカップでは驚異的な回復で出場したものの、シーズン前には膝蓋腱炎を発症。戦線離脱中だったが、ここ数週間は全体練習でフルメニューをこなし、9月4日には練習試合にも先発。前半だけだがプレーしており、復帰は間近のようだ。ただ、トレーニング後には少し痛みが残るようで、内田自身も今週末の出場は「ちょっと厳しいかな」というコメントを残している。
シャルケは開幕のハノーファー戦を1-2で落とし、第2節のバイエルン・ミュンヘンとは1-1で引き分け、ここまで勝ち星がなく、早く勝利を上げたいところ。一方のメンヒェングラートバッハもここまで2戦が引き分け。こちらも今季初勝利を目指しての戦いとなる。このカードは昨シーズン、メンヒェングラートバッハが2勝。ホームでの勝率も高いメンヒェングラートバッハだけに、シャルケの苦戦が予想される。