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【ブンデスリーガ第9節】内田篤人も好調、新監督就任のシャルケは連勝なるか

2014.10.24

of Schalke of Hertha during the Bundesliga match between FC Schalke 04 and Hertha BSC held at Veltins Arena on October 18, 2014 in Gelsenkirchen, Germany.

FC Schalke 04 v Hertha BSC - Bundesliga
Photo by Bongarts/Getty Images

先週行われた第8節、ブンデスリーガはFIFAワールドカップで使用されたバニシング・スプレーが導入され、シャルケのロベルト・ディ・マッテオ監督が初采配となった。ディ・マッテオ監督は現役、イタリア代表でも活躍したMFで、クラブではラツィオ、チェルシーなどに所属。監督ではチェルシーで11-12シーズンの途中に就任。FAカップとUEFAチャンピオンズリーグで優勝を飾っている。

そのディ・マッテオ監督の初陣となった前節のヘルタ・ベルリン戦はシャルケが2-0で勝利。さらにミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグでも、スポルティング(ポルトガル)に4-3で勝ち、新監督は幸先のいいスタートとなった。

そして、内田篤人は新監督でも先発フル出場と信頼は厚い。ヘルタ・ベルリン戦では右サイドからの決定的なスルーパスを通すなど、kicker誌のベスト11に選出される活躍を見せた。日本代表からの引退を示唆している内田だが、アギーレ監督は11月の代表戦に招集したい意向を見せており、こちらの去就も注目されている。

シャルケと対戦するレヴァークーゼンは現在6位。前節、ソン・フンミンが開始9分で2点を奪うと、先日ドイツ代表に初選出されたベララビが追加点を上げ、前半だけで3-0とリード。しかし、後半はシュトゥットガルトに3点を奪われ、後味の悪いドローとなった。

この試合で象徴されるように、攻撃サッカーを信条とするシュミット監督に率いられたレヴァークーゼンは、攻撃力の高さと守備の脆さが同居したチーム。ここまで16得点はバイエルン・ミュンヘンに次いで2位だが、失点は14でブンデスリーガで14位。この試合の鍵はシャルケがレヴァークーゼンの攻撃をどれだけ防げるか。内田にも守備が求められる時間が多くなりそうだ。

マインツは現在、勝ち点14で3位。岡崎慎司の好調が大きい要因となって、ここまで8戦無敗のマインツだが、他にもドルトムントから期限付き移籍のホフマン、U-21スペイン代表のハイロと今季の新加入選手の活躍も見逃せない。今節は5位のヴォルフスブルクと上位対決。ヴォルフスブルクの攻撃を担う、ベルギー代表デブルイネの正確なクロス、FKに気をつけたい。

前節、岡崎はノーゴールで、2ゴールを上げたゲッチェ(バイエルン・ミュンヘン)に得点ランクで逆転され2位となった。今節では得点をあげ、再びランキングトップに返り咲けるのかにも注目したい。

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