SAO PAULO, BRAZIL - JANUARY 22: Rivaldo speaks during the press conference for the presentation of new reinforcements for Sao Caetano on January 22, 2013 in Sao Paulo, Brazil. (Photo by Ale Vianna/News Free/LatinContent/Getty Images)
[サッカーゲームキングVol.30 2014年8月号掲載]
現役時代はバルセロナやデポルティボ、ブラジル代表などで活躍し、2014年3月に41歳で現役を引退したリバウド。「レフティー・モンスター」「左足の魔術師」などと呼ばれた稀代の名フットボーラーに、現役ベストイレブンを選んでもらい、自身のWCCFカードの印象についても語ってもらった。
―――サッカーゲームはやりますか？
リバウド いや。私はプレイステーション世代ではなく、トランプ遊びをする世代だ。サッカーゲームは若い選手と遊んだことがあるけど、すぐにやめてしまった。彼ら相手には勝てっこないからね（笑）。
―――なるほど。では、あなたが監督として理想のベストイレブンを作るとしたら、どんなメンバーを選びますか？
リバウド 現役の選手から選ぶなら、GKは（マヌエル）ノイアーが気に入っている。最終ラインは右からダニエウ・アウヴェス、セルヒオ・ラモス、チアゴ・シウヴァ、マルセロの4バック。MFはアンカーに（セルヒオ）ブスケッツを置いて、その前にシャビと（アンドレス）イニエスタ。FWは（クリスティアーノ）ロナウド、（リオネル）メッシ、そしてネイマールだ。
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―――バルサの選手が多いですね。やはりバルサに思い入れがある？
リバウド そうだね。私はテクニックを生かしたスタイルが好きだ。サッカーはただボールを蹴り合うスポーツではないと思っている。
―――控えの5人も追加すると？
リバウド （イケル）カシージャス、ダヴィド・ルイス、チアゴ・モッタ、（ルイス）スアレス、そして（セルヒオ）アグエロを選ぼう。
―――このチームでプレーしてみたいですか？
リバウド バルサ時代の私ならこの中に入ってもやれただろう。いや、これだけのメンバーがチャンスを作ってくれれば、今の私でもゴールを奪えるかもしれないね（笑）。
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［オフェンス／20］素晴らしい。このカードはミラン時代の私だろう？ ミラン時代は決してベストではなかった。きっと日本のファンは私のことを高く評価してくれているんだね。
［ディフェンス／6］6点というのはちょっと厳しいね（苦笑）。確かに私は守備をよくやっていたわけではないが、それでも一対一で守るのは得意だった。セリエAでは守備をサボることは許されなかったしね。私なら何点をつけるかって？ そうだなあ……10点はほしいところだ。
［テクニック／19］どうして満点じゃないんだ！ いや、冗談だ（笑）。良い評価をもらえてうれしいよ。スピードがない私のような選手でも、優れたテクニックがあればトップレベルでプレーできる。キャリアを通じて、私はそのことを証明できたんじゃないかな。
［パワー／16］まずまずじゃないか。納得の数字だ。
［スピード／17］文句なしだ。私は長い距離を走るのは得意だったけど、短い距離はそれほど速くなかった。
［スタミナ／15］これもいい数字だね。不満はないよ。