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『加藤未央が期待する二人のFリーガーとは?』(加藤未央xMCタツ対談その4)

2015.08.28

>その3 『カンプノウと鹿島スタジアムはなんか似ている』

普通の感覚を持った人達にびっくり

タツ フットサルに興味を持つきっかけを教えてください

加藤 去年の6月から「フットサルナビ」というフットサル専門誌で連載を持たせて頂ける話になって。それで初めてちゃんとFリーグを取材するう機会をもらいました。私がスーパーサッカーをやらせてもらった2007年にFリーグが開幕をして、開幕当初に取材をさせてもらってたのですけど、あの時のお祭り感が私の中ではものすごく残っていて。そして久しぶりにFリーグの現場に行ってみたらなんか少し元気がないかなという印象を受けました。

タツ Fリーグ開幕の2007年の後にFリーグを見に行ったのいつですか?

加藤 去年の取材時です。7年間ブランクがありました。それまでFリーグも正直言って見ていなかったです。その中でじゃあ連載をやらせて頂けるって話になった時に、その編集者の方と相談してどんな企画をやりましょうか?って話の時に「フウガドールすみだというチームがFリーグに参入するのだけどそのチームはものすごく面白くて、強豪の名古屋オーシャンズに勝ったりするんですよ」という話を聞いて。それでフウガドールすみだの取材をやらせていただきました。

タツ 取材してみてどうでした?

加藤 取材をさせてもらったら、本当に面白いチームだったのです。須賀雄大監督もすごく人を掌握する力のある監督ですし、チームにいる選手ひとりひとりが、ホント個性強くて。フットサルにも真剣なんだけど、笑いをとることにも真剣だったりとか。なんかそのメリハリをつけかたとか。あと、フウガドールすみだの皆さんは普段仕事をされているといういうことで、すごく普通の感覚を持った人たちだなと感じました。

タツ 社会性が高かったと。

加藤 皆さんものすごくしっかりされているなと。例えばこっちが聞いた質問に対しても、本当に真摯に応えて下さる。そんな事もありFリーグの事をすごく好きになりました。そして、選手たちがやっているプレーってどんなプレーなんだろう?Fリーグってどんなんだろう?となり、調べて行ったら色んな個性のあるチーム、個性のある選手、個性のある監督がいて。そんな中共通して言えることは皆さんものすごくリーグを良くしようって思ってることと、皆さんそれぞれがすごく、自分のできることを頑張ってるなっていうことです。すごく素敵だなと思いました。

タツ そうしてFリーグにはまっていったのですね。

タツ ただ、そのFリーグというリーグはまだ日本の中ではメジャーじゃないんです。フットサルをプレーしている人口はものすごく多いのですけど、その中で個サルとか、チームでやっている人の中でもあんまり「Fリーグ」っていう言葉を知らないと聞いてそれってすごくもったいないなって思ったのと、やっぱり選手の皆さんの価値をもっと上げて行きたいなって思っていて、じゃあFリーグをメジャーにするにはどうしたらいいのかということをそれから考えるようになりました。

期待する選手はこの二人

タツ 最初にフウガドールすみだへ取材に行ったというのは大きなポイントだったのではないですか?

加藤 墨田区総合体育館に週に3回練習があったんですけど毎晩取材させてもらって、すっかりフウガの選手のことも色んな個性とかも分かるようになりました。

タツ 今はFリーグを定期的に取材されていますがオススメFリーガーを教えて下さい。

加藤 うーん。

タツ 旬な選手の方がいいかなと思います。

加藤 旬な選手ですか?森岡薫選手とかじゃなくて?

タツ まぁそうですね。

加藤 まぁ森岡薫選手は常に旬ですよね。

タツ そうですね(笑)。

加藤 見てて面白いなって思うのは、ちょっと偏ってしまうかもしれないんですけど、フウガドールすみだの金川武司選手。今シーズン、フウガドールすみだってものすごく補強をしたのですよ。リーグで優勝を目指すために。だから、金川選手は前のシーズンはレギュラーで試合に出ていたんですけど今シーズン、出場するのは厳しいと言われておりまして。ただ、そこで諦めることなく金川選手らしいスタンスでずっと練習を続けて。それをやっぱり須賀監督が見てるんです。だから、金川選手は今シーズンもコンスタントに出ていますしベンチの盛り上げ方など真剣になるポイントの切り替えがすごく上手い。そしてしっかりゴール決めてるというのが、すごく魅力的な選手です。

タツ ほかにもうひとり挙げるとすると誰ですか?

加藤 日本で1番のゴレイロの関口優志選手です。女性にも人気なんです。もちろん見た目もすごく綺麗な選手なんですが、それよりも本当に技術がすごいんです。特に凄いのは止めた後の次のプレーの速さ。判断の速さがすごいんですよ。やっぱり自分がキャッチして、いったん止まるのではなくて、そこから攻撃、カウンターに仕掛けられる選手なんですよね。その技術というのは試合見ながら本当にすごいなって思います。それができるのは関口選手か町田のイゴール選手ぐらいしかいないんじゃないかなと思っていて。

私の文章の原点はサッカーマガジンです

タツ フットサルでは「ROOTS」の副編集長に去年から就任されています。副編集長として実際にどのようなことをしているのですか?

加藤 記事を書いたり、定例会議に出席しROOTSをどうやって運営していくのかなどを進めています。

タツ かなり実践的ですね。

加藤 例えば年間スケジュールをもとにこのタイミングでこの企画をやっていこうなどを決めています。

タツ ROOTSの記事を読ませていただきましたが面白い。ご自分で文章が上手くなっいるなという手応えはありますか?

加藤 全然思わないです。やっぱり理系出身なので文章に対してすごく劣等感があって。ただ自分が鍛えられたなって思うのは、サッカーマガジンが週刊だった時にその時も連載をさせてもらっていてその時に鍛えられました。やっぱりタレントなので自分で自分のことを書くのは簡単なんですよ。私はこうだ、私はこう考えていてのような。しかし人のために書く文章というのはなかなか自分の中でそういうスキルがなくて。ただ、サッカーマガジンはサッカーが好きだったり、Jリーグが好きな人が読む雑誌で、私のコラムに関しても加藤未央の事が好きで読むといよりも、書き手は私だけど読んだ人にサポーターの人たちにとって、いいものを書きたいっていう想いでずっとやらせてもらっていて。そういう文章を書くためには、いらない部分がたくさん出てくるんですよ。そのような部分を削る作業はそこで初めて勉強しました。そのおかげでかなり鍛えられたとは思います。私の文章の原点はサッカーマガジンです。

フットサルは自分が参加してる実感をものすごく得やすい

タツ Fリーグにどっぷり浸かっている加藤さんですが最近、フットサルのプレーはしましたか?

加藤 していません(笑)

タツ 何年ぐらいしてないですか?

加藤 去年、フットサル大会のゲストチームで出させてもらったりなどは少しはあるのですけど、その前に練習をしていたわけではないですし、そういった意味では私はフットサル初心者です。

タツ そんな初心者の加藤さんがこれからフットサルをプレーしようと思っている人に向けてアドバイスを教えて下さい。

加藤 フットサルの一番の魅力は、自分が参加してる実感をものすごく得やすいと思うんですよ。サッカーはピッチが広くて人数も多くて、ボールを持ってない時間帯だったりプレーをしていない時間帯がどうしても出てきてしまう。でもフットサルはピッチが狭く5人でプレーすることもあり、一回ピッチに入ったら半ば強制的に動かなきゃいけない。攻めてたと思ったらカウンターになってディフェンスに回らなきゃいけない。そういった意味では、ものすごく充実感のあるスポーツだと思うのです。やっていて面白いと思います。その分、すごい疲れるとは思いますけど(笑)。

タツ 今度、9月20日に味の素スタジアムに行われる初心者向けフットサル大会「ビギワン」のゲストにもなっていますよね

加藤 名前の通り、初心者向けのフットサル大会なのですごい私向けだなと思っています。私自身がものすごく初心者なので、皆さんのプレーを見るのをすごく楽しみにしています。楽しい大会にできたらいいですよね。

タツ 今日はありがとうございました。

加藤未央さんがスタジアムゲストで登場 ビギワン@味スタ大会 powered by LEGIT

日本一レベルの低いフットサル大会を目指すビギワンが味の素スタジアム大会を開催。スタジアムゲストは加藤未央さん&MCタツ(ニコ生サッカーキングMC)!

味の素スタジアム内でフットサルで出来る! ピッチからスタジアムの迫力を感じてください。

大会の詳細はhttp://www.beginners-1.jp/cm/aji.htm

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