提供:JAL
多くの日本人選手がプレーするブンデスリーガの2015-2016シーズンが開幕。サッカーキング編集部では、長谷部誠選手が在籍するアイントラハト・フランクフルトのホーム開幕戦を特別席で観戦できるJALのフランクフルトサッカー観戦付きツアー(JALマイレージバンク会員限定)に行ってきました。
ゆったりシートで、いざフランクフルトへ!
日本からフランクフルトへは、直行便で約12時間。夏休みで賑わう成田空港から8月21日(金)に出発しました。乗機したJAL407便のエコノミーシートは、足元のスペースがこれまでより約10センチ広くなった「新・間隔エコノミー」。この10センチがとても大きく、席を立つ時にも隣の人の邪魔にはならず快適に過ごすことができました。
気になる機内食も充実。デザートのハーゲンダッツや到着直前には、モスバーガーとコラボした「AIRMOS」も食べられるんです。これには乗機していた人からも、感嘆の声が漏れていました。もちろん、私も完食です!
今回のツアーには、プレミアムエコノミー「スカイプレミアム」やビジネスクラス「スカイスイート」を利用したより豪華なツアーもあるそうです。次回は、ぜひ体感したいなと思うほど居心地のよさそうな空間でした。
目的地フランクフルトには21日16時半頃に到着。現地では、空港からホテルまでの送迎してくれるので、女性や一人旅でも安心してホテルに向かうことができます。ホテルはフランクフルト中央駅のすぐ近くで、どこへ行くにも移動がしやすい好立地。夏は20時頃まで明るいので、到着後も散策を楽しめました。
試合の興奮が伝わってくる“森のスタジアム”までの道のり
翌日はいよいよ試合へ。この日が開幕戦ということもあり、午前中から街中にはフランクフルトのユニフォーム姿のサポーターが溢れていました。ビールを片手に応援歌を歌ったり、足早にスタジアムに向かったりと、町を歩いているだけで試合日ならではの高揚感が伝わってきます。
スタジアムへは中央駅からトラムやSバーン(国営鉄道)を利用できるのですが、こちらもサポーターでいっぱい。今回は街中を抜けていくトラム(駅からスタジアムもこちらのほうが近い!)で行ってみましたが、陽気なサポーターが声を掛けてくれたりするので、地元サポーターとの交流もぜひ楽しんでみてください!
※ツアーではガイドさんが連れて行ってくれるのでリクエストしてみてくださいね。
トラムに揺られること約20分。フランクフルトのホームスタジアム『コンメルツバンク・アレーナ』の近くに着きます。このスタジアムは、2011年の女子ワールドカップで、なでしこJAPANが優勝をした日本には縁の深い場所。もともとは「森のスタジアム」という名前が付いていただけあって、木々の中を抜けると突如現れるスタジアムには、思わずカメラを向けてしまうほどの迫力と美しさがありました。
スタジアムへは雰囲気を味わうために、少し早めのキックオフ2時間前に到着。スタジアム周辺もすでに、ビールと歌と、クラブカラーの赤と黒に染まっていました。偶然にも、対戦チームのアウクスブルクの選手バスの到着に遭遇し、「試合に来たんだ」という期待感が膨らみます。
スタジアムの臨場感が伝わってくるセレブ感満点のVIP特別席
スタジアム正面の専用入り口を通ってVIP特別席へ。JALのツアーだからこそ実現した特別席での観戦は、入り口からまさにVIPの雰囲気満載です。1Fで小さなグッズショップを発見。「FAN SHOP」はスタジアムにあるのですが、長蛇の列で入店に30分かかるために断念していたので、VIP用のショップは空いていたので寄り道をしてから観戦席のある3Fへ向かいました。
VIPフロアは階ごとに無料でビュッフェ&ドリンクが楽しめるようになっていて、外のスタンド席よりゆったりとした空気感が漂いつつも、すれ違う人々もフランクフルト一色。階段を一段上がるごとに楽しみが増していきます。そして、チケットに記載された番号のドアをあけると、豪華なJAL専用個室が迎えてくれました。
室内には、レストランのようなテーブルセットと専用ビュッフェ。常駐でスタッフがスタンバイしていて、食事やドリンクを運んでくれるんです。「ビュッフェ&ドリンクは無料」と聞いていたので、フランクフルトのスポンサーでもある「Krombacher」ビールでさっそく乾杯。グラスを片手にバルコニー(外)で観戦できる専用シート。ふかふかの黒い一人がけソファシートが並んでいて、ピッチ全体が見渡せました。
今シーズン使用するこの個室は、フランクフルトのサポーターが陣取るゴール裏の斜め上の位置にあり、応援の様子がダイレクトに伝わってきます。重厚で熱のある声だけで作り上げる雰囲気は、言葉にするのが難しいほど感動的。参加者の皆さんが「試合も楽しめたけど、サポーターばかりを見ちゃった」という声に思わず納得でした。
キックオフまでは個室に戻って食事をしたり、スタメンリストやマッチデープログラムを読みながら、参加者の皆さんと交流したりと、あっという間に時間はすぎていきます。選手が登場すると大歓声と手拍子、口笛に包まれるスタジアムとゴール裏の熱をリアルに感じながらキックオフを迎えるとVIP特別席も白熱し、ほかのブースでは立って応援する姿も。JALブースは右サイドバックで出場していた長谷部選手が駆け上がってくるのがよく見えるため、参加者の皆さんも負けじと大きな声で声援を送っていました。
試合はアウクスブルクに先制されましたが、試合終了間際にフランクフルトが同点に追いつき、スタジアムが揺れるほどの歓声の中、タイムアップ。開幕戦という独特の雰囲気も存分に味わえました。
札幌から来ていた佐藤雄太さんは、「初めての試合観戦で不安もありましたが、全然危なくないし、試合だけじゃなくサポーターの声やスタジアムの雰囲気など、いろいろな楽しみ方があってすごく充実した時間をすごせました。VIP席でこんな経験ができると思わなかったし、来て良かったです」と興奮気味に教えてくれました。皆さん本当に笑顔で、試合後は足取りも軽いままホテルへ向かっていました。
フランクフルトは見どころ満載…近隣都市へのアクセスも便利
試合後は自由行動になるのですが、いくつかフランクフルトの観光スポットもご紹介します。まずは、練習見学。フランクフルトの練習はスタジアムの前にあるピッチで行なわれています。開幕戦翌日も日本から来ていたサポーターが来ていました。試合の翌日も選手たちはピッチに出てきますが、試合出場メンバーは室内トレーニングなどで汗を流しているそう。長谷部選手も開幕戦翌日は、室内トレーニングだったようです。
練習上がりには、選手に声をかけるとサインや写真撮影に応じてくれますよ。前日には、練習の公開時間などが公式サイトで分かるのでチェックしてみてください。また、試合開催がない時は(中央駅からは)Sバーンのほうが列車の本数が多いのですが、スタジアムまでの道のりが少し長めなので、お気をつけて。
サッカーを思いっきり楽しみたいという皆さんには、武藤嘉紀選手が移籍したマインツや大迫勇也選手、長澤和輝選手が所属しているケルンも約1時間半で行けるので、フランクフルト戦の前日や翌日に試合があったら観戦に出かけてみるのもおすすめ。特にケルンは大聖堂もあり、ちょっと足を伸ばしての観光にも魅力的な場所です。
フランクフルト市内の観光は、ユーロマークでおなじみの旧欧州中央銀行前、マイン川下り、市内を一望できるマインタワーやゲーテハウスなど十分に歩けるところが多いので、ヨーロッパらしい街並みを見ながら散策をしてみてはいかがでしょう。ショッピングはデパートなどが建ち並ぶハウプトヴァッハ駅周辺が充実していますが、日曜日はお休みなので注意して日程を組んでみてくださいね。
最後に、市内観光の名物にもなっているりんご酒電車(トラム)を紹介します。土日祝の午後限定で市内を走っている真っ赤でレトロなこの電車は約1時間で市内を一周します。チケットとともにりんご酒(またはりんごジュース)とお菓子が付いてきて、レーマー広場や動物園など主要なスポットを通過していくので、観光に利用するのも便利です。
今回はフランクフルトの開幕戦を豪華なVIP特別席で観戦し、市内散策や練習見学とフランクフルトでの時間をとても漫喫してきました。サッカーが日常の一部になっている町で過ごす特別な時間も素敵な思い出になること間違いなし! ヨーロッパのサッカーシーズンは始まったばかりなので、ぜひ皆さんも体感してみてくださいね。
写真=千葉 格 文=青柳舞子
15-16ブンデスリーガ観戦付きツアー
飛行機代、宿泊代、VIPルーム観戦チケットすべて込みで168,900円~!
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By サッカーキング編集部
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