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大学同好会公式戦、惜しくも敗れたチームたちの声/アットホームカップ

2015.11.20

2015年10月10日から12日にかけて、茨城県鹿嶋市にある鹿島ハイツスポーツプラザにて、アットホームカップインディペンデンスリーグ[同好会]本大会が行われた。アットホームカップインディペンデンスリーグ[同好会]は、大学同好会カテゴリーで唯一の日本サッカー協会(JFA)公認大会であり、大学同好会の最高峰を決める大会である。本大会では各大学の予選を勝ち抜いた強豪チームのみが参加し、頂点を決めるためのハイレベルな戦いが繰り広げられた。

慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部(昨年度優勝チーム)

準決勝は少し油断してしまったところで点を入れられ、そのまま逃げ切られてしまったので不甲斐なかったです。自分たちの事を自分たちで強いとは思っていないので、気を緩めたつもりはありませんが、相手がどのようなチームかよく分からないというところで上手くいかなかった面もあると思います。

相手のチームの練習量を聞く限り、普段の練習量の差から体力的な面で後半に有利になる場面があるのではないかと思っていて、実際に後半はボールを回せたと思っています。そこで手ごたえを感じたのですが、相手にワンチャンスをものにされてしまい、負けてしまったと思います。

今大会はゲームキャプテンとして自分がチームを引っ張っていく立場でした。準々決勝まではチームの良い雰囲気を作れたと思いますが、準決勝では1点入れられてからチームをまとめることができず、焦ってしまった僕の責任もあると思っています。

来年もまず後輩にアットホームカップに出場してもらい、そして今年果たせなかった決勝まで、必ずいってもらいたいと思います。
(吉田正大)


出ていない3年生も沢山いる中で自分は出させてもらっているのに、最後の試合で点を取るまでに至らず、仕事をすることができず申し訳ない気持ちでいっぱいです。今大会はチームとして、セットプレー中心に点をとってきたように思います。準決勝でもセットプレーの場面がとても多くあったのにも関わらず、ものにできなかったことが残念です。

2年連続決勝進出していたので、今年もその流れに続きたい思いが強かったのでベスト4での敗退はとても悔しいです。
(安達翔吾)


プレーヤーが必死で頑張っていたのを知っているので、その努力が報われなくてすごく悲しいです。
アットホームカップは、公式戦という雰囲気が強いため、マネージャーから見ていつも以上にプレーヤーの緊張感を強く感じました。また、このような取材が頻繁にあることで、プレーヤーの点を取りたい、活躍したいという気持ちも大きくなったように思います。
(マネージャー 神戸優希)

中央大学体同連フースバルクラブ

フースバルの課題として立ち上がりが悪いというのがあって、今回の明治体同連さんとの試合は入りも悪かったかなと感じます。前半耐えたので、後半で巻き返せるかなと思ったのですが、相手の方が一歩上手で流れを相手にもっていかれてしまいました。運動量でも相手の方が上回っていたかなと感じます。悔しいです。

3年生とこうして大会に出たり試合するのも残り少ないので、アットホームカップでは3年生のために全力で臨みました。今年はあと一歩のところで負けてしまったので、来年リベンジしたいです。

JFAの公認の大会ということもあり、運営や審判がしっかりしていてやりやすかったなと感じました。
(大和田歩夢)


自分は応援する立場だったのですが、プレーヤーのみんながベンチのみんなの気持ちに応えようと一生懸命プレーしているのがすごく伝わって、負けてしまったけれど嬉しかったです。ただこのアットホームカップは日本一になる最後の機会だったので、とても悔しい気持ちもあります。

アットホームカップは、運営している学生のみなさんが一生懸命で、普段とは少し違った雰囲気でいい大会だなと思いました。
(斉藤岳)


マネージャーとしてグラウンドの外でプレーヤーをサポートする事しかできなかったけれど、プレーヤーのみんなが頑張っている姿を見られて嬉しかったです。

私たちにとっても、引退まで残り少ない大会だったので、「絶対に勝ってほしい!」と思いこの大会に臨みました。

アットホームカップはTwitterでの速報などもすごく早くて、マネージャーとしても次の行動がしやすくて良かったです。
(マネージャー 浅野真波)

予選リーグ寸評





第1グループ
前回大会王者慶應理工がサイドを生かしたサッカーを展開し、前評判通り優位に試合を進めていった。互いに2勝ずつの状態で迎えた慶應理工vs東大駒場FCでは前半から激しくぶつかり合う見どころのある試合となり、セットプレーなどからゴールを奪った慶應理工が2-0で勝ち、決勝トーナメントに駒を進めた。

第2グループ
第2グループでは、下馬評が高いHUMANと生田が初戦から対戦し、お互い一歩も譲らずスコアレスドローで試合を終えた。FC LEOとGENERATIONも体を張った熱いプレーで相手を苦しめた。HUMANと生田で勝ち点、得失点差共に同じであったが、総得点で1点上回る生田が決勝トーナメントへと進んだ。

第3グループ
夏の大会で日本一となった青山学院理工サッカー部、前回大会準優勝の東洋大学FC Liberte、本大会発足時から出場し続ける立教サッカー愛好会など強豪が集まる死のグループとなった。青山に対し、最後まで走り切り粘り強いプレーを見せて勝った立教が準々決勝進出に王手をかけるが、前線にタレントを揃える東洋Liberteが一枚上回り準々決勝進出を決めた。

第4グループ
歴史ある早稲田大学の稲穂キッカーズを見事おさえて学内戦を勝ち抜いた早稲田大学アットマーク、合同予選第一代表となった尚美学園 FC COBRAなど、初出場のダークホース的存在のチームが多く集まったグループ。なかでも早稲田大学アットマークはどの試合でも大量に得点を取り、決勝トーナメントでは昨年優勝の慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部にも勝利を収めて決勝戦まで駒を進めた。

第5グループ
最終試合まで首位争いが縺れ込む接戦となった。勝たなければ上がれない一橋と引き分け以上で決勝トーナメント進出の國學院。両者1点を争う攻防の末、一橋が決勝トーナメント進出を決めた。一方で千葉大学はコーナーキックからのダイビングヘッドなどで試合を盛り上げ、東洋大学は持ち前の攻撃力で一橋大学を脅かした。

第6グループ
日大法学部と明治体同連の得失点差争いの末、体同連が決勝トーナメント進出を決めた。大東文化大AVANZAREは個人技の高さを見せつけ、成蹊フットサルクラブはしっかりとパスを繋ぎボールと人が動く組織的なサッカーをしていた。一方で惜しくも敗退した日大法学部はリーグ失点2と堅い守りを見せた。トーナメント進出を決めた体同連は交代選手が点を決めるなど選手層の厚さを感じさせる試合運びをし、他を寄せ付けない攻撃力であった。

第7グループ
華麗なパスワークや個人技を駆使し、中央大学体同連フースバルクラブが決勝トーナメント進出を決めた。法政大学jenny’sは厳しい戦いが続く一方で点を取りに行くことを諦めない姿勢が印象に残る。日大理工は堅い守備からのカウンターや、素早いパスワークなど完成度の高いチームであった。明治学院大白金FCは、スタメンのほとんどを1、2年生が占める中最終節フースバルと0-0の接戦を演じ、来年が楽しみなチームであった。

第8グループ
慶應キッカーズが実力を存分に発揮して準々決勝進出を決めた。法政大学学団連はセットプレーからチャンスを作るものの、慶應の堅い守備をこじ開けられず。上智大学サッカー愛好会EAGLE、駒澤大学サッカー同好会も球際に厳しくプレスをかけるが、慶應は44番早見の圧倒的な個人技などで見事にかいくぐり、得点を量産した。

プロフィール

白岩 みのり
早稲田大学理工サッカー部所属
アットホームカップ広報委員
千賀 あおば
中央大学サッカー同好会所属
アットホームカップ広報委員

記事アーカイブ

アットホームの役員が語る大学同好会の大会に協賛する理由
JFAハウスでアットホームカップ組合せ抽選会が開催…各チームの意気込みを紹介

大会HP


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アットホーム株式会社

 1967年創業、不動産情報サービス事業を展開する。全国約53,000店(平成27年9月時点)もの加盟・利用不動産店による「アットホーム不動産情報ネットワーク」を基盤とし、不動産会社間の情報流通支援、一般消費者向けの不動産情報サイト「アットホーム」の運営を行っている。インディペンデンスリーグ[同好会]に、2013年大会より特別協賛している。

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