[写真]=野口岳彦
11月22日より、海外サッカーを対象とした『海外toto』の販売がスタートしたことを受け、サッカーくじ予想サイト『totoONE』では“日本で一番熱い”サッカー解説者の松木安太郎氏に独占インタビューを敢行。『海外toto』の魅力はもちろん、攻略ポイントの解説まで、余すところなく語ってもらった。
――11月22日より、『海外toto』の販売がスタートしました。率直な感想を教えてください。
松木安太郎(以下、松木) 僕自身、すごく楽しみにしていましたし、販売を心待ちにしていた方も多いと思います。新たに対象となったプレミアリーグ、ブンデスリーガではたくさんの日本人選手がプレーしていて、彼らの活躍に注目しながら『toto』を楽しめるというのは大きな魅力です。世界のサッカーに目を向けるきっかけにもなりそうですね。
――これまでの『toto』と『海外toto』の違いはどういったところにあるのでしょうか?
松木 まず第一に、リーグにおけるクラブ間の実力差でしょうか。チーム力が拮抗しているJリーグに比べ、海外リーグは上位チームと下位チームの間に大きな差があります。毎シーズン、タイトルレースに名乗りを上げるクラブも決まっていますしね。また、天気や気温といった気候、カップ戦や中断期間のスケジュールなど、リーグを取り巻く環境も日本とは大きく異なると思います。
――『海外toto』の対象となるプレミアリーグ、ブンデスリーガの特長を教えてください。
松木 プレミアリーグは、世界で最も激しいリーグの一つで、90分間を通して熱いファイトを見せてくれるクラブが多いです。闘争心を全面に押し出したプレーは見ていて気持ちが良いですし、それゆえにジャイアントキリングが起こることもしばしば。そういう意味では、試合結果が少し不安定なところがありますね。一方でブンデスリーガは、強豪チームが順当に勝ち点を手にする印象があります。特にリーグ最多優勝回数を誇るバイエルンは、本当に取りこぼしが少ないです。また、多くの日本人選手がプレーしていることから、日本のメディアに報道される機会も多いですし、日本人にとって親しみやすいリーグの一つと言えるのではないでしょうか。
――ずばり、松木さんが考える『海外toto』の攻略ポイントとは?
松木 各リーグの特色をしっかりと理解することが重要です。番狂わせの多いプレミアリーグでは、波乱を視野に入れた予想を展開し、上位クラブに一定の信頼を置けるブンデスリーガでは手堅いマーキングを軸にするなど、リーグによって予想方法を変えてみるのも有効かもしれません。また、個人的には“直感”も必要になってくるかと。Jリーグよりも予想情報を得る機会が少ない分、データだけではカバーし切れない状況もあるはずです。そういう時こそ第六感に頼るというか、楽観的なスタンスで臨んでみるべきだと思いますね。開き直って予想した方が良い結果だったりしますし、『toto』を楽しんだ先に当せんという大きな夢があると思いますから。
――もし、1等5億円が当たったらどうしますか?
松木 恵まれない子どもたちと、チーム運営に苦しむJリーグのクラブに、1億円ずつを寄付しようと思います。あとは3億円を持ってどこかに逃げようかな(笑)。冗談はさておき、5億円を手にしたら海外旅行に行きたいですね。プレミアリーグ、ブンデスリーガへの感謝の気持ちも込めて、現地でサッカー観戦を楽しむことができたら最高です。