インタビュー・文＝安田勇斗 写真＝ナイキジャパン
センターバックは一つのミスも許されない過酷なポジションだ。ピッチに足を取られたり、キックミスで相手にボールを奪われたりすると、チームは一気にピンチを招くことになる。だからこそ両足を支えるスパイクにはこだわりを持つ。奈良竜樹はさらに向上するために、目標とする選手にならって『ナイキ』の『ティエンポ』を手にした。
――『ティエンポ』はいつから履いているのですか？
奈良 今年からです。それまでは『マジスタ』を履いていました。
――新しいスパイクに切り替えて、良いと感じた部分はありますか？
奈良 『マジスタ』のミッドカットが気に入っていて、すごく履きやすかったんですけど、ミッドカットがないのもすっきりして改めていいなと。ただ『ティエンポ』に替えた一番の理由は、僕が好きなチアゴ・シウヴァが『マジスタ』から『ティエンポ』に替えたからなんです（笑）。
――『ティエンポ』の履き心地はいかがですか？
奈良 軽いですし、足にキュッとフィットするので自然に動けます。最初はシュータンが浮くんじゃないかって心配していたんですけど、意外としっかりしていて足にまとわりつく感じがあっていいですね。あと足が中でズレないですし、靴ズレとか痛くもならないので本当に助かってます。
――ソールの感触はどうですか？
奈良 ポイントがしっかり刺さってくれるので滑らないですし、いい感触ですよ。
――『ナイキ』のスパイクはデザインも特徴的です。
奈良 やっぱり派手でカッコいいですよね。『ナイキ』は色がガラッと変わることがあるので、気持ちを新たにサッカーができますし。例えば僕が履いていた『マジスタ』の最初のモデルは、大胆に黄色を使ったデザインだったんですけど、それなんかはすごくカッコ良かったので特に記憶に残ってます。
――2年ほど前にミッドカットの『マジスタ』が登場した時は大きな話題になりました。
奈良 当時所属していたチームでは、僕しか履いていなかったのでみんなから珍しがられました。僕自身も珍しくてカッコいいから選んだんですけど、みんなから「すげーな」って言われたりしてちょっとうれしかったです（笑）。正直に言うと機能面は少し心配だったんですけど、実際履いたらすごく履き心地が良くて、生地がしっかりしていて破れることもなかったですし、すごくいいスパイクでしたね。
By サッカーキング編集部
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